事故防止ガス・エネルギー環境|ガス機器(厨房機器/暖房機器温水機器)|その他


ガス機器(厨房機器)

●こんろ
[Q] こんろと壁のすきまはどうして必要なのですか?

[A] 火災予防上、必要です。

こんろと壁の距離をとらずに長年使用していると、たとえ燃えないタイルや金属板を貼り付けていても壁の中の木材が炭になって火災になる事があります。
壁のすきまがとれない時は、メーカー指定の防熱板がありますので取り付けてください。
[Q] こんろ(バーナー)の中央についている装置は何ですか?

[A] 天ぷら油の過熱防止装置です。

鍋底の温度を測って、250℃になると自動的に消火して天ぷら油が過熱しすぎて発火してしまうことを防いでいます。
その他にも料理が焦げついた時自動消火するものや、揚げ物・炒め物などの温度設定に利用されているものもあります。
[Q] グリル水受け皿に水を入れ忘れたらどうなりますか?

[A] 魚の油などが落ちた時に発火することがあります。

アジやサンマなどの魚を焼くと魚の油(脂肪分)が水受け皿にたまります。皿の部分は高温になるので水を入れて火災になるのを防いでいます。また、水を入れておくと、掃除がしやすい利点もあります。
別のタイプとして、グリル皿に水を入れないで使える、水なしグリルもあります。水なしグリルの場合でも使用後はお手入れをしてください。
[Q] 取扱説明書に「メーカー指定以外の補助具は使わないでください。」と書いていますが、なぜですか?

[A] メーカー指定以外の補助具の安全性の確認ができていないためです。

メーカーが販売している補助具は性能確認されていますが、そうでない補助具の場合、燃焼不良になり危険な状態になることがあります。メーカー純正のもの意外は使用しないようにしてください。
[Q] こんろのサイズはみな同じですか?

[A] ガス台用とシステムキッチン用でもちがいます。

ガス台にのせて使う卓上型は、横幅が56cm用と60cm用の2種類があります。
システムキッチンに組み込んであるものは、横幅が45cm用、60cm用、75cm用、90cm用の4種類あります。奥行きはメーカーによって多少のちがいがありますが、調理台に合わせてあります。
[Q] こんろには火力の違う複数のバーナーが付いているのはなぜですか?

[A] 調理に必要な火力に幅があるため、それに対応しています。

強火で中華料理をしたり、お湯を早く沸かしたり、普通の火力で煮炊きしたり、弱火で温め、保温をしたりします。強火から弱火までの火力調節する範囲が広いため、複数のバーナーを付けて分担しているのです。火力の大きいバーナーは中華料理などで使い勝手がよいように左側右側の2種類あります。
[Q] 高齢者にも安全に使用できるガス機器はどんなものがありますか?

[A] 使い勝手のよさ、消し忘れタイマーなど安全性を工夫したものがあります。

高齢者にも十分な安全性が配慮されている「セイフル」がおすすめです。「セイフル」には、すべてのバーナーにうっかりミスを防ぐ「天ぷら油過熱防止機能」「焦げ付き防止機能」が付いています。また、使いやすい押しボタン式の点火つまみ、点火した事がわかるグリル燃焼表示、点火したことを忘れてしまっても一定の時間がたつと消火する「消し忘れタイマー」など、いろいろ工夫された機能が付いています。
[Q] こんろを長持ちさせるお手入れの方法を教えてください。

[A] 汚れをこまめに落としてください。

吹きこぼれたあとの掃除など、こまめにお手入れをしましょう。グリルとびら、水受け皿などははずして洗ってください。フッ素樹脂加工してあるトッププレートなどは衝撃やキズに弱いので、たわしや磨き粉(クレンザー)などでこすったらはがれてしまうのでご注意ください。
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●小型湯沸器
[Q] 小型湯沸器のお湯を、台所以外で直接使用してはいけないのはなぜですか?

[A] ガス小型湯沸器のお湯を、他へ給湯することは危険です。

お風呂のお湯はり、足し湯、シャワーなどで使用すると、室内の空気を汚染して不完全燃焼を起こすおそれがあるのでおやめください。
[Q] 使用中はなぜ換気扇を回さなければいけないのですか?

[A] 室内の空気汚染を防ぐためです。

小型湯沸器は室内の空気を使って燃焼し、室内に排気するので換気をしないと、室内の空気が汚染されます。使用するときには、換気扇を回すなどして換気をしてください。
ただし、室内のふろがまなどを使用する時は、換気扇を使わないで窓を開けてください。
[Q] ガス機器内に長時間(一晩中)たまっている水は飲んでもいいのですか?

[A] たまっていた洗面器一杯程度の水は、飲み水以外でお使いください。

最初のお湯は内部にたまっていたため、塩素成分がなくなって殺菌効果がうすれています。飲み水以外に使用してください。
その後のお湯は、そのまま調理、飲用に使用してください。
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●食器洗い乾燥機
[Q] 食器洗い乾燥機には必ず専用洗剤を使う必要がありますか?

[A] 必ず専用洗剤をお使いください。お皿に汚れをつきにくくするリンス効果もあります。

専用洗剤は、食器洗い乾燥機で使用しても泡がほとんど発生しないようにつくられています。上手にお使いいただくためにも専用洗剤の使用をおすすめします。
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●グリルのいろいろな使い方を教えてください。

●トースト、揚げ物の温め直しなど魚以外にも、いろいろな調理ができます。

グリルは魚焼き専用と思われていますが、トースト、グラタン、ピザ、なすの田楽などいろいろな調理に利用できます。トースト、天ぷら、フライなどはパリッと。揚げ物はカラッと揚げたてのようにおいしく仕上がります。調理後、焼き網はすぐに取り出し、いつも清潔にしておきましょう。
●おいしいご飯の炊き方について

●手際のよい洗米、火力調節がポイントです。

お米はにおいなどをすぐに吸着してしまうため、お米を洗うときはすばやく洗米し、すばやく水を捨てることが大切です。その後30分ぐらい水にひたし、洗米おきをして炊飯量に合わせた火力調節をしてください。
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